オプション検査詳細

健康診断・人間ドックの受診時に追加でお選びいただける検査です。

アレルギー検査

アレルギーの原因となることが多いアレルゲンを39 種類同時に調べる検査です。

料金

13,200円(税込)

アレルギーとは
通常は身体に害のない食べ物や、ホコリ・花粉などに過剰反応してしまう免疫反応の一つです。アレルギーを引き起こす原因物質をアレルゲンと言い、私たちの身体ではアレルゲンごとに特有の「IgE」という抗体が産生されます。アレルギー検査はアレルギー症状を引き起こしている可能性のあるアレルゲンに対するIgE 量を調べます。アレルギーかもしれないけど何が原因がわからない場合などには、多項目同時検査がオススメです。

アレルゲン

©Thermo Fisher Scientific

注意事項
  • 特定のアレルギーのみ調べる事はできません。
  • アレルギー検査単独では実施しておりません(健診・ドックのオプションになります)

新型コロナウイルス抗体(中和抗体)検査

新型コロナワクチン接種後、新型コロナウイルスの感染や重症化を防ぐ抗体(中和抗体)をどのくらい保有しているかを調べる検査です。

健康診断・人間ドックで採取した血液で抗体検査を行いますので、改めて採血を行う必要はありません。

※アボット社の「SARS-CoV-2 IgG II Quant」を使用しています。

料金

5,500円(税込)

注意事項
  1. 新型コロナウイルスワクチンの効果には個人差があります。この抗体の量が多ければ多いほど感染や重症化を防ぐ効果が高いとされていますが、完全に防ぐことはできません。感染予防に必要な量の抗体が体内でできにくい(獲得できない)人もいます。また、中和抗体を持っていた場合でも、ワクチンの接種をしなくていいという結果ではありませんので、予めご注意ください。
  2. この抗体検査は新型コロナウイルスを検出する検査(PCR検査や抗原検査)ではありません。そのため、現在感染しているかどうかを診断することはできません。
  3. 健診と同様に発熱・咳・倦怠感等の風邪症状や呼吸器症状、味覚・嗅覚異常があるなどの新型コロナウイルス感染症に感染している可能性のある方は検査できません。
  4. 新型コロナウイルスワクチン接種後の場合は、1~2週間程度経ってからの検査を推奨しております。
  5. 当院では新型コロナウイルス抗体検査についての陰性・陽性の証明書の発行は行っておりません。
  6. 新型コロナウイルス抗体検査は、現段階では検査結果の臨床的有用性については確立されていない為、確定診断等の目的での使用はできません。
  7. 本抗体検査の結果にかかわらず、PCR検査の紹介などは行っておりません。 
  8. 本査結果は2週間前後でご指定の住所宛にご送付させていただきます。

眼科ドック

眼の健康は、QOL(生活の質)の維持のために重要です。20・30歳代から、そして40歳を過ぎた方は積極的に、年に1回の定期的な健診をお勧めします。
継続的に検査をすることで眼のデータを経年で保持しましょう。

料金

11,000円(税込)

眼科ドックの特徴

杏林アイセンターとの連携

杏林アイセンターの眼科専門医が画像診断と診察を大学病院と同レベルの環境で行います。
万一、疾患や異常が見つかった際にも、杏林アイセンターとの診療連携により、適切な体制でサポートします。

最新機材の導入、スピーディな検査

網膜全体80%の範囲まで非接触・無散瞳で撮影が可能
網膜全体80%の範囲まで
非接触・無散瞳で撮影が可能

より精度の高い検査・診察を行うために最新機材を導入しました。
網膜全体80%の範囲まで非接触・無散瞳で撮影が可能な超広角眼底カメラと、OCT(光干渉断層計)を組み合わせることにより、黄斑部疾患などの網膜疾患を早期に発見することができます。どちらも短時間で撮影でき、身体の負担のない検査を受けることができます。

※眼科ドックの所要時間は、およそ20分です。

主な検査内容

超広角眼底カメラ検査

超広角眼底カメラ検査
超広角眼底カメラ検査

通常より広角(眼底の約80%)の眼底カメラで撮影し、眼底全体像を把握することができます。初期の網膜はく離や糖尿病網膜症などあらゆる網膜の病気の診断、経過観察に有用な検査です。

OCT(光干渉断層計)

OCT(光干渉断層計)
OCT(光干渉断層計)

主に網膜の断層を精密に検査します。初期の緑内障や加齢黄班変性など網膜の病気の診断、経過観察に有用な検査です。

細隙灯顕微鏡検査

スリットランプを使用して、主に結膜や角膜、全房、水晶体などに異常がないかを検査します。角膜の傷、白内障、硝子体の異常の有無などがわかります。

アミノインデックスがんスクリーニング検査

アミノインデックスがんリスクスクリーニング(AICS:Aminoindex Cancer Screening)とは、血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人とがんである人のアミノ酸濃度のバランスの違いを統計的に解析することでがんであるリスク(可能性)を予測する検査です。

料金

24,200円~(税込)

アミノ酸とは?

ヒトの身体を構成する主要な成分であるタンパク質は、数十種類のアミノ酸から構成されます(主なものは20種類程度)。血液中にも体重の約0.002%(体重50kgの人であれば約1g)のアミノ酸が、遊離アミノ酸として存在します。 病気になると、多くの場合、代謝のバランスが変化し、血液中のアミノ酸濃度が変化することがわかっています。

アミノ酸は体の基本成分

予測できるがんの種類は?

現在は、胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がん(男性のみ)、乳がん(女性のみ)、子宮がん・卵巣がん(女性のみ)を対象としたリスクについて予測することができます。

男性AICS 胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がん
女性AICS
〔6種〕
胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん、子宮がん・卵巣がん※1
※1
子宮がん、卵巣がんは、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんを対象としています。
いずれかのがんであるリスクについて予測することができますが、それぞれのがんのリスクについて区別することはできません。

がんであるリスクとは?

リスクとは、確率、可能性、危険性などと呼ばれていますが、がんであるか否かをはっきり判断するものではありません。
AICSは、それぞれのがんについて、がんである確率を0.0~10.0の数値(AICS値)で報告いたします。リスクの傾向は数値が高いほどがんである確率が高くなります。

AICSを受診すれば、他のがんに対する検査は必要ないのですか?

AICSは、今までのがん検診とは異なり、血液中のアミノ酸濃度からがんのリスクを予測する新しい検査です。今までのがんに対する検査と併用することで、がんを見つけ出せる可能性が高くなると考えられています。

注意事項
  • AICSは、採血を行った時のがんであるリスクを予測する検査です。生涯に渡ってのリスクを予測するものではありませんので、定期的な検査をお勧めいたします。
  • AICSは下記年齢の日本人(妊娠中の方を除く)を対象となっています。
    対象がん 対象年齢
    胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん 25~90歳
    前立腺がん 40~90歳
    子宮がん、卵巣がん 20~80歳
  • 検査前に症状があった場合には、医療機関をご受診ください。
  • 検査のための採血は、食後8時間以上あけて、午前中に受診ください。
  • アミノ酸サプリメント、アミノ酸含有スポーツ飲料、アミノ酸製剤、牛乳、ジュース等、食事同様にお控えください。
  • 妊娠中の方はAICS値に影響がありますので、ご受診いただけません。

LOX-index(脳梗塞・心筋梗塞リスク診断)検査

LOX-indexとは動脈硬化の進行具合から将来の脳梗塞・心筋梗塞のリスクを判定する最新の血液検査です。
動脈硬化の原因となる変性LDLとLOX-1という2つの物質を調べることで、リスクを測定します。
採血だけで、脳梗塞・心筋梗塞のリスクが判定できるので、人間ドックや各種健康診断のオプション検査としてもお気軽にご受診いただけます。

※検査報告書は、検査結果とその解説及び改善指導をまとめた詳細な報告書となります。

料金

13,200円(税込)

変性LDL、LOX-1とは?

変性LDLは、これまで原因とされてきたLDLがさらに悪く変化した物質であり、動脈硬化を進行させる主要な原因物質です。 LOX-1は元々血管の内側にある物質なのですが、変性LDLと結びつくと血管の内側で炎症を引き起こしてしまいます。血液中の変性LDLとLOX-1の量が多くなるほど、動脈硬化の進行を加速させてしまいます。

変性LDL、LOX-1とは

LOX-indexが高い人は...

動脈硬化が進行してしまい、血管が詰まりやすくなったことが原因で脳梗塞・心筋梗塞が将来的に発症するリスクが高まります。

LOX-indexが高い人は

病気の「診断/治療」から「予知/予防」へ

LOX-index検査により、動脈硬化の進行原因となる変性LDL、LOX-1を測定し、これまでの検査ではわからなかった動脈硬化の進行前からのリスクを知ることができます。
ご自身の将来的なリスクを知ることで、生活習慣を早期に改善でき、病気の発症予防・遅延が可能となります。

がんより怖い動脈硬化

以下の意識調査によると、日本人の約57%の人が脳梗塞や心筋梗塞に対して不安を持っています。

円グラフ1

ですが、約87%の人が脳ドックを一度も受診したことがないと回答しています。その理由として、約35%の人が受診料が高いという理由をあげています。

円グラフ2

脳梗塞・心筋梗塞のリスクは血液検査で簡単にわかります。しかも、動脈硬化の状態から脳梗塞・心筋梗塞の発症までを幅広くフォローしています。

説明グラフ

※LOX-indexの詳細については、以下のページもご覧ください。

http://lox-index.com/
https://www.premedica.co.jp/lox-lp/option/

注意事項

以下の方は、sLOX値に影響がありますので、ご受診いただけません。

  • 風邪をひいている方
  • 抜歯や最近怪我(創傷)をされた方
  • 関節リウマチの方
  • 妊娠中の方

なお、Lox-indexは、あくまでリスクの指標であり、脳梗塞、心筋梗塞、動脈硬化の因子である血中のバイオマーカーの量を測定しておりますので、正確な診断はできません。正確な診断をするためにも、MRI等の診断機器での精密検査が望ましいといえます。